職場だけでなく、プライベートでのコミュニケーションも大切にするCAN。
この日は社長を中心に、本社と店舗のスタッフが、とあるレストランに集まりました。
仕事からプライベートの話まで……美味しい食事と楽しい会話の中で見えてきたものは「セカンドファミリー」という絆のかたちでした。
社長:今日は集まってくれてありがとう。みんなが普段働きながら感じていることや、これからの夢を語り合っていこう。

中村:店長のふたりは、新人教育を行うときはどんなことを意識しているんですか?

橋本:私がいちばん大切にしているのは、コミュニケーションをとることです。まだ仕事に慣れていない新人の頃は、悩みが言いづらいこともありますよね。早く打ち解けてもらえるよう私から積極的に話しかけ、接点を持つことで関係を深めるようにしているんです。

江原:「自分が新人の頃どうだったか」を考えて行動します。新人時代、僕は仕事がなかなか覚えられず……当時の上司が個人ミーティングをしてくれたり、閉店後にロールプレイングに付きあってくれたんです。寄り添って教育してくれた経験を思い出しながら指導しています。他には、プライベートで話す機会をつくるようにしています。

林:職場以外で、ですか?

江原:勤務後に食事へ行って仕事の悩みを聞いたり、恋愛の話で盛り上がることもあります。プライベートの場所だと、職場では聞けない本音も語りやすくなるようです。

橋本:あとは「朝の挨拶」ですね。スタッフとは毎日一緒にいるので、声や表情に変化がないかを確かめています。いつもと様子が違うと思い声をかけると、いろいろと悩みを話してくれるんです。勘違いだとしても声をかけることで距離が縮まり、向こうから悩みを相談してくれる機会が増えてきますよ。

社長:会話をすることは信頼関係をつくる上で大切だからね。例えば、新人時代の失敗体験は誰もが持っているはずだから、「私も新人時代は同じ失敗をしてきたよ。でもこうやって乗り越えてきたんだ」と、正直に話すだけで相手との関係が深まると思う。私が飲み会や社外コミュニケーションの場を大事にしている理由は、そこにあるんだ。

林:本社でも店舗でも、スタッフはみなさん面倒見が良く、はじめて会う人にも話しかけてくれます。本当に周りの状況を見るのが上手な方ばかりですよね。

社長:みんな、誰かをマネジメントするときにまず大切にしてほしいのが、スタッフそれぞれのモチベーションの源を理解すること。例えば昇給や出世が最も大切な人がいれば、「みんなで楽しみたい」という想いが強い人もいる。「この人が頑張れるきっかけ」を知るためにも、コミュニケーションは欠かせないからね。

江原:本社のみなさんは、店舗の状況をちゃんと見てくれていますよね。僕がはじめて店長になったときも、担当のサポーターは「ちゃんと休めてる?」などと毎日電話をくれました。僕の体調まで心配してくれたことが嬉しく、今でも鮮明に覚えています。